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BREAKING DOWN元社長、80億円超の詐欺容疑で逮捕 フェラーリとの契約を盾に投資話を持ちかけ

格闘技イベント「BREAKING DOWN」の運営会社元社長・板垣雄吾容疑者(44)らが、詐欺の疑いで逮捕されました。

警視庁によると、板垣容疑者らは、架空のスマートフォン投資話を持ちかけ、複数の会社役員から総額80億円以上の現金をだまし取った疑いが持たれています。

フェラーリとの契約を盾に信用を勝ち取る

板垣容疑者らは、被害者に対し、スマートフォンを大量に仕入れて海外の会社に高値で売却する、と説明。その売却先として、世界的に有名な自動車メーカー「フェラーリ」の名を挙げました。

板垣容疑者の会社は過去にフェラーリと契約を結んでおり、当時の社用車には会社のロゴが貼られていました。

出典:板垣雄吾 note

この事実を利用し、投資家に対して信頼感を抱かせ、巨額の資金を騙し取ったとみられています。

出典:@yugo_itagaki

巧妙な手口と被害の拡大

板垣容疑者らは、高額なリターンを約束し、短期間で資金を回収できるという甘い言葉で被害者を誘い込みました。

被害者の中には、板垣容疑者の過去の成功例やフェラーリとの契約実績を信じて、大金を投資してしまった人もいるということです。

警視庁は、板垣容疑者らが同様の手口で、複数の被害者から80億円以上の資金を騙し取ったと見て、事件の全容解明を進めています。

BREAKING DOWNへの影響

今回の事件は、人気格闘技イベントとして知られるBREAKING DOWNのイメージを大きく損なう可能性があります。

イベントの運営会社は、新たな代表のもと、再スタートを切ることになるが、今回の事件が今後の活動にどのような影響を与えるのか、注目が集まっています。

事件から学ぶべきこと

今回の事件は、投資詐欺の巧妙な手口を改めて浮き彫りにしました。

高額なリターンを約束する投資話には注意が必要であり、投資をする際には、必ず複数の情報源から情報を集め、慎重に判断することが重要です。