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【試合予想】クレベル・コイケ VS 斎藤裕

2023年12月31日、さいたまスーパーアリーナで行われる年末恒例の大晦日イベント『RIZIN.45』において、注目のRIZINフェザー級マッチ、前王者クレベル・コイケと、初代王者の斎藤裕との一戦が決定いたしました。

斎藤裕の復活

出典 : RIZIN

斎藤裕は、2020年11月に朝倉未来を破り王座に就いたものの、その後、牛久絢太郎に敗れて王座を失うなど、失意の3連敗。しかし、2023年4月に平本蓮との接戦を制し復活勝利、見事な再起を遂げています。今回の試合に向けて、斎藤はクレベルに対し「色々な思いはある。白黒ハッキリさせたい。」という強い決意を示しています。

クレベル・コイケの逆襲

出典 : RIZIN

一方、クレベル・コイケは、2020年大晦日のRIZIN初参戦以来、連勝を続けていましたが、昨年の大晦日にパトリシオ・ピットブルに敗れ、RIZIN.43の防衛戦では、計量オーバーにより王座を剥奪されました。そして、RIZIN.44は金原正徳の巧みなゲームワークに完封されて敗北。RIZINの絶対王者と目されていたクレベルが、実に1年以上勝ち星から遠ざかっています。しかしクレベルは「またベルトを獲りたい」という強い意志を持ち、敗戦の2日後には練習を再開、海外でのトレーニングも計画しています。

因縁の対決

出典 : RIZIN

両者は2021年10月のRIZIN.31で対戦の計画がありましたが、クレベルの怪我により中止となった経緯があり、この再戦は両者にとって重要な意味を持ちます。斎藤は「クレベルとの対戦は心残りというか引っかかってる所があった」とこの戦いへの想いを明らかにしています。また、クレベルの前戦を分析し、自分には対応可能だと自信を見せています。一方、クレベルも「絶対自分が勝ちます。またベルトを獲りに行きたい」と、斎藤戦に勝利して再びの王座奪還へ歩みだす意気込みです。

そこで本記事ではクレベル・コイケと斎藤裕の戦績、ファイトスタイル、試合展望、勝敗予想などを徹底解説していきます。

クレベル・コイケ vs. 斎藤裕の試合情報

出典 : RIZIN

RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)

日程 : 2023年12月31日(日)
場所 : 埼玉・さいたまスーパーアリーナ
時間 : 14時開始予定
放送 : AbemaTVなど

クレベル・コイケのプロフィール

出典 : RIZIN

通称 : 柔術界の鬼神
年齢 : 34歳
戦績 : 40戦31勝7敗1分1NC
所属 : ボンサイ柔術
階級 : フェザー級
身長 : 178 cm
リーチ : 183 cm
バックボーン : 柔術

獲得タイトル

KSWフェザー級王者
REBEL FCフェザー級王者
第3代RIZINフェザー級王者

直近の戦績

2023年9月24日 金原正徳
RIZIN.44
●判定0-3

2023年6月24日 鈴木千裕
RIZIN.43 RIZINフェザー級王座認定戦
1R アームバー(体重超過による無効試合)

2022年12月31日 パトリシオ・ピットブル
RIZIN.40 RIZIN×BELLATOR全面対抗戦 副将戦
●判定0-3

人物

14歳で来日しボンサイ柔術で柔術を学んだクレベルは、2008年にMMAデビュー。2010年から11連勝を記録し、2015年にKSWとREBEL FCのフェザー級で王者となる。ファイトスタイルは生粋のフィニッシャーで試合中、極まったことを確信した際には「ポペガー(極めるぞ)!」とポルトガル語で叫ぶことが恒例となっている。

2020年からRIZINに参戦。2021年、RIZIN.28東京ドーム大会のメインイベントで朝倉未来を失神させて勝利、2022年には第3代RIZINフェザー級王者となるが、大晦日のBellator対抗戦で敗北。2023年6月大会では体重オーバーにより王座剥奪、続く9月大会では金原正徳と対戦するも判定負けで勝ち星から遠のく。

復活の「ポペガー」をあげるべく、大晦日の斎藤戦にのぞむ。

斎藤裕のプロフィール

出典 : RIZIN

通称 : 令和の修斗伝承
年齢 : 36歳
戦績 : 30戦21勝7敗2分
所属 : パラエストラ小岩
階級 : フェザー級
身長 : 173 cm
リーチ : 171 cm
バックボーン : 伝統派空手

獲得タイトル

修斗世界フェザー級王者
初代RIZINフェザー級王者

直近の戦績

2023年4月29日 平本蓮
RIZIN LANDMARK 5
◯判定2-1

2022年4月17日 牛久絢太郎
RIZIN.35【RIZINフェザー級タイトルマッチ】
●判定0-3

2021年12月31日 朝倉未来
RIZIN.33
●判定0-3

人物

15歳の時、テレビでK-1の試合を見て格闘技に憧れを持ち、高校時代に伝統派空手を学び、大学進学後にパラエストラ福島で総合格闘技を始めました。2011年11月にプロデビューを果たすと、修斗でキャリアを重ね、2016年には修斗世界フェザー級のベルトを獲得しました。その後、宇野薫、リオン武、髙谷裕之といったレジェンドファイターに次々と勝利。

ファイトスタイルは修斗の理念である打倒極を体現したトータルファイターであり、試合をフィニッシュする力も、均衡する接戦を制する力も兼ね備えた、まさに「令和の修斗伝承者」です。

2020年8月にRIZINに参戦すると、強豪・摩嶋一整をTKOで下し、11月には朝倉未来を破り初代RIZINフェザー級王者に輝きました。しかし、初防衛戦で牛久絢太郎に敗れると、続く朝倉未来、牛久絢太郎とのリマッチにも敗れ3連敗。約1年の空白を経て挑んだ平本蓮戦では、緊張感のある攻防を制しスプリット判定勝ち。約8ヶ月ぶりとなる今大会では、因縁の相手でもあるクレベルに勝利し、RIZINフェザー級戦線の再浮上を目論みます。

勝敗予想

出典 : RIZIN

両者のこれまでの戦い、ファイトスタイルなどから以下のように予想します。

◎斎藤裕 判定勝ち 50%
◯クレベル・コイケ 一本勝ち 30%
▲クレベル・コイケ 判定勝ち 20%

勝敗予想では甲乙つけがたい、非常に難解な一戦です。最もイメージできるのは、斎藤裕がパンチ中心に積極的に前に出ながらプレッシャーを掛けていき、クレベルの引き込みからも逃げずに上を取ってパウンドを打ち、流れを支配するという展開です。

クレベルは逃げようとする相手にしつこく絡みついていき、極めるプレッシャーを掛け続け、相手の混乱やミスを誘うというのが勝ちパターンです。その戦いを全くさせてもらえなかったのが前回の金原戦でした。

おそらく斎藤陣営も自分から先手を打つことがクレベルに対する最大の防御になると考えているはずで、ケラモフや朝倉未来など、相手の強い武器に対して引かない気持ちの強さがここでも活きてくるはずです。

ただし、前回の組みやスクランブルの攻防は、金原が強すぎたとも考えられるため、前回と同じ展開になったとしてもクレベルが、隙間をついて取り返す可能性は十分にあります。また、両者には10cm以上のリーチ差があるため、クレベルが距離をどう使うかも注目です。時折見せる遠間からのハイキック、近距離では首相撲からの顔面膝など、他の対策が進んでいる分、イメージ外の攻撃からクレベルが攻防を制して勝機を掴むことも考えられます。

決着予想は斎藤裕の判定勝ち、しかし勝敗予想は五分です。

今試合するのがベストタイミング

出典 : RIZIN

元王者同士の二人、そして一度は頂点から転げ落ちたものの、再浮上を狙う二人。勝ちも負けも経験して、巡り合った今が実はベストタイミングだったのかもしれません。次へ進むためにはどちらにとっても重要な一戦。過去の経験と現在の立ち位置も込みで、非常に熱い戦いが期待されます。

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